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Bergman,T.O. BergmanTO

世界大百科事典内のBergman,T.O.の言及

【化学】より

…しかし〈分子説〉が受け入れられるようになったのは,アボガドロの説の重要性を見抜いたS.カニッツァーロが,これをカールスルーエの第1回国際化学者会議(1860)で強く訴えて後のことである。 ドルトンの原子説が現代化学の化学構造論の先駆をなすとすれば,現代化学の化学結合論ないし化学反応論の先駆をなすものはベリマンTorbern Olof Bergman(1735‐84)によって完成された〈親和力〉説である。この説はゲーテなども含めて当時の知識人によって広く受け入れられたが,しかし,だれも物質間に働く親和力の本性を明らかにすることはできなかった。…

【化学反応】より

…これが化学反応を起こす原因となる化学親和力chemical affinityの概念の芽生えであった。スウェーデンのベリマンT.O.Bergman(1735‐84)は,多数の酸と塩基の組合せについて,相互に置換しあう酸と塩基の相対的な能力の差によって化学親和力の大きさを評価できると考えた。
[化学反応の方向]
 化学反応における物質量の重要性に注目したのはフランスのC.L.ベルトレであり,ある物質に2種類の物質が競合的に反応するとき,反応量は化学親和力の相対的大きさだけに依存するのではなく,反応物質の量にも依存することを指摘した。…

【力】より

…〈rapport〉はラテン語の〈affinis(親和力)〉の訳語として使われた。その後ベリマンTorbern Olof Bergman(1735‐84)がさらに一般化した表を作り,ニュートン的万有引力をも包括する体系を考えたが,ゲーテはそれに刺激されて《親和力》(1809)を書いた。 このように物質,もしくは自然物に内蔵される力という概念は,より大きな文脈において,基本的には西欧ではプラトン主義の伝統に属するものであり,自然を動的に変化・展開せしめる原動力が自然物そのものに帰属する,という考え方に基づく。…

【鋼】より

…彼は鉄が鋼に変化するときにフロギストンを得るという考えから脱して,鋼の硬化機構に関する最初の近代的理論を示した。鍛鉄,鋼,鋳鉄の中には炭素が入っており,それぞれ炭素の量が異なることを明らかにしたのはスウェーデンのベリマンTorbern Olof Bergman(1735‐84)である。19世紀に入るとベリマンの成果はドイツのカルステンKarl Johann Bernhard Karsten(1782‐1853),ランパディウスWilhelm August Lampadius(1772‐1842)らによって引き継がれ,高炉では吸炭が,精錬炉では脱炭が,浸炭法では吸炭が生じることなどが明らかにされた。…

※「Bergman,T.O.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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