GR-I(読み)じーあーるあい

世界大百科事典(旧版)内のGR-Iの言及

【合成ゴム】より

…熱可塑性ゴムとしてはこのほかポリウレタン系,ポリエステル系,ポリオレフィン系などがあり,各種の工業用品,自動車用品,ホース,履物,電線被覆,プラスチック改質剤などに使用されている。
[特殊合成ゴム]
 気体透過性が低く,自動車用チューブなどとしてすぐれた性質をもつブチルゴムはイソブチレンとイソプレンを共重合させて得られるが,1937年アメリカにおいてその合成に成功し,太平洋戦争中はアメリカの政府管理による合成ゴムGR‐Iとして生産された。アクリルゴムはアクリル酸エステル系の共重合ゴムで,1931年にドイツではじめて工業化されたものであり,耐油性,耐熱性,耐老化性にすぐれた特殊合成ゴムとして工業用部品に使用される。…

※「GR-I」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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