世界大百科事典(旧版)内のAdam,K.の言及
【ボート】より
…ケンブリッジ大ジーザス学寮のコーチとなったフェアベーンStephen Fairbairn(1862‐1938)が1920~30年代に唱えたもので,かい先(ブレード)の動きに重点を置き,自然に,動的にこぐことを説き,それまでのスタイルやフォームを重視する伝統派と対立した。これを受けついでドイツのアダムKarl Adam(1911‐ )は感覚の重視,インタバル訓練法などを採用,上体を動かさない漕法で成功し,1958~68年の国際競技では1回しか負けなかった。そして,1959年のヨーロッパ選手権からは幅の広いブレードを使用,以後その開催地の名をとってマコン型ブレードと呼ばれ各国に普及した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」