世界大百科事典(旧版)内のAder,C.の言及
【飛行機】より
…これがそのころの研究者の考えていた飛行機完成への道程であり,それに沿って世界最初の飛行機を飛行させるのに成功したのがアメリカのライト兄弟である。こういう時代になっても,フランスのアデールClément Ader(1841‐1925)はグライダー実験をまったく行わず,いきなり蒸気機関付きの飛行機を製作して1890年と97年に実験を行ったが,滑走中ジャンプするにとどまり,飛行はできなかった。しかしフランスでは,アデールを飛行機のパイオニアとしてある程度評価している。…
※「Ader,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」