世界大百科事典(旧版)内のAlain,J.の言及
【オルガン】より
…第2次世界大戦後も,このタイプのオルガンが楽器製作の主流をなすが,1970年代から,この運動のひき起こした弊害も指摘され始め,現代の科学技術を取り入れた折衷的なネオ・バロック・オルガンの根本的見直しを主張する動きもみられる。20世紀のオルガン音楽の代表的な作曲家としては,ドイツのM.レーガー,P.ヒンデミット,フランスのM.デュプレ,アランJ.Alain(1911‐40),O.メシアンがあげられる。近年,ハンガリー生れのG.リゲティ,アメリカのJ.ケージらは,トーン・クラスターの手法と図形楽譜の結合による作品で,オルガンの表現の新たな可能性を追究している。…
※「Alain,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」