世界大百科事典(旧版)内のAlberti,D.の言及
【ピアノ】より
…スカルラッティは600曲に及ぶハープシコード・ソナタを残したが,それらは3度・6度の重音奏法や幅広い分散和音,各種の装飾音,両手の交差など,ピアノ奏法を基礎づけるのに大きな役割を果たした。前古典派ではイタリアのアルベルティDomenico Alberti(1710ころ‐40ころ),ガルッピBaldassare Galuppi(1706‐85)らのソナタ,J.S.バッハの息子たちのソナタと協奏曲が重要である。エマヌエルはハープシコードとクラビコードのための作品を250曲ほど残し,また《正しいクラビーア奏法の試論》2部(1753,62)を著して演奏理論史でも一時代を画した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」