世界大百科事典(旧版)内のAlexandrimの言及
【古典主義】より
…
【文学】
文学の上で,ロマン主義に対立する表現形態を指すものとして,19世紀初頭のヨーロッパで定着して用いられるようになった言葉。古代ギリシア・ローマの優れた作品を古典(クラシック)すなわち規範としてそれにならおうとする態度であり,その最も豊饒な成果は17世紀後半のフランスに見いだされる。しかし後代が〈古典主義〉の作家とみなす作家が,みずから古典主義を標榜したわけではない。文学史上の時代区分では,古典主義はロマン主義と対立するだけではなく,みずからに先行するものとしてバロックとも対比される。…
※「Alexandrim」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」