世界大百科事典(旧版)内のanti-satelliteの言及
【ミサイル】より
…これはソ連の弾道ミサイルを,ロケットエンジン燃焼中,多核弾頭が目標に対する軌道にのるまで,宇宙空間飛行中,および終末突入時のそれぞれの段階でレーザー等を用いて破壊する多層防衛方式である(図2)。なお,偵察衛星などの軍事衛星を攻撃する兵器(ASAT(エーサツト),anti‐satellite)の開発については,ソ連ですでに衛星攻撃衛星(キラー衛星)の配備を行っていると報じられており,アメリカでは,戦闘機に多段ロケット式赤外線ホーミング方式の小型迎撃ミサイルを搭載し,急上昇して高空で宇宙空間へ射ち出す方式について開発中である。
【戦術ミサイル】
[戦術ミサイルの分類]
戦術ミサイルはその用途,機能,性能に応じて種類も多い。…
※「anti-satellite」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」