世界大百科事典(旧版)内のAraja,F.の言及
【ロシア・ソビエト音楽】より
… 1730年代に入ると,ロシアの宮廷に直接西欧から音楽が輸入され始めた。1735年以来長くロシアに滞在したイタリアの作曲家アラヤFrancesco Araja(1709‐70?)を草分けとして,ガルッピBaldassare Galuppi(1706‐85),トラエッタTommaso Traetta(1727‐79),パイジェロ,サルティGiuseppe Sarti(1729‐1802),チマローザといった一流のイタリア人作曲家が,エカチェリナ2世(在位1762‐96)の宮廷楽長としてペテルブルグに滞在した。イタリアをはじめ西欧から多くの音楽家が雇われて,ロシアの宮廷や大貴族の下で演奏やロシア人音楽家の教育に当たった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」