世界大百科事典(旧版)内のArthus,N.の言及
【アレルギー】より
…現在では,アナフィラキシーは抗原抗体反応のうち,抗原投与後急速に発症してショックを起こすものをいっている。03年アルチュスNicolas Arthus(1862‐1945)は,ウサギの皮膚にウマの血清をくり返し注射していると,注射局所に発赤を起こし,やがて潰瘍が形成されるようになることを発見した。これは現在,アルチュス反応(またはアルチュス現象)と呼ばれており,注射のくり返しによってかえって反応が増強されることを示すものである。…
※「Arthus,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」