世界大百科事典(旧版)内のAscariteの言及
【ソーダ石灰】より
…強い塩基で,長時間使用しても粒形が崩れにくく,二酸化炭素および水分の吸収剤,外気中からの二酸化炭素,水分の侵入防止用保護管の充てん(塡)剤,有機合成などに広く用いられる。元素分析の際にソーダライム管に詰めて二酸化炭素の定量用に用いられていたが,現在では吸収能の強いアスカライトAscarite(水酸化ナトリウムと石綿で製造した物質の商品名で,二酸化炭素吸収能はソーダ石灰の3~4倍)が用いられている。【藤本 昌利】。…
※「Ascarite」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」