世界大百科事典(旧版)内のascendingscaleの言及
【音階】より
…また西アジアでは実用的に微小な音程の差を無視して,1オクターブを24律に分け,1/4音や3/4音を表示する記号を用いてマカームを体系づける理論もある。
[旋律型・旋法との関係]
音階は旋律とちがって,用いられる音素材を音高順に並べたものであるが,実際の旋律における音のつながりの特徴を織り込むと,単なる上行音階ascending scaleだけでなく,下行音階descending scaleも考えられる。インドのラーガには上行・下行が交替してジグザグ進行するものもあるが,これを音階に含めるのは多少無理がある。…
※「ascendingscale」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」