世界大百科事典(旧版)内のassureddestructionstrategyの言及
【核戦略】より
…マクナマラは当初,敵の核戦力を攻撃する対兵力戦略counter‐force strategyを重視していたが,ソ連の核戦力の非脆弱化にともなって都市・工業地帯を攻撃する対都市戦略counter‐city strategy(対価値戦略counter‐value strategy)を重視する方向に転じ,敵の核戦力を攻撃しアメリカの損害を限定するとともに,敵の奇襲攻撃を受けても生き残った核戦力で反撃して〈敵に受け入れられないほどの損害を与える能力〉を持つ必要があると考えた。これは〈確証破壊戦略assured destruction strategy〉といわれ,60年代以降の核戦略の基礎となった。 この確証破壊戦略に対しては当初から批判がでていた。…
※「assureddestructionstrategy」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」