世界大百科事典(旧版)内のatomte-itakの言及
【ユーカラ】より
…神の託宣が母体だから,本来は〈私は……私は……〉というように,一人称で語られる。日常語と少し違うアトムテ・イタクatomte‐itak(〈かざられた言葉〉の意)を使い,すべて口伝えで伝承されるが,伝承者の人柄や巧拙などの影響で,筋立てと常套句以外の細かい部分は回を重ねるごとに変わっていく。ユーカラは〈神々のユーカラ〉と〈人間のユーカラ〉に二分される(図)。…
※「atomte-itak」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」