世界大百科事典(旧版)内のautosexingstrainの言及
【雌雄鑑別】より
…この方法は指頭鑑別法ほどの習熟を要さずに実施できる利点はあるが,鑑別に時間を要するので,指頭鑑別で判定困難な個体に補助的に用いる場合が多い。(3)伴性遺伝形質利用の鑑別法 性染色体(Z染色体)上の遺伝子により支配される形質の遺伝を利用し初生雛の外観に性差を出現させる方法で,自家性別系統autosexing strainという。例えば横斑プリマスロック種の雌と黒色鶏種の雄とを交配すると,その雑種第1代の雄雛はすべて横斑,雌雛は黒色となり,横斑の雛は頭部に白い斑点が認められるので区別できる。…
※「autosexingstrain」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」