世界大百科事典(旧版)内のBürger,W.の言及
【トレ】より
…オランダ・フランドル派の再評価にとくに熱心で,その体系的研究の中からフェルメール再発見のきっかけとなった論文(《ガゼット・デ・ボザール》1866掲載)が生まれる。亡命時代から没年までの著作は,ビュルガーWilliam Bürgerの名の下に書かれた。60年特赦で帰国してからは美術批評に復帰したが,亡命以前の社会主義的傾向に取って代わって,美術史的視点が加わり,美術史研究の先駆者の一人といわれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」