世界大百科事典(旧版)内のBarruel,A.の言及
【フリーメーソン】より
…さらに女性の入会を認めるなど民主的な結社運営をも進めた。 このため18世紀末にはロビソンJohn RobisonやバリュエルAbbé Barruelらがフリーメーソンを陰謀集団とする論述を行い,やがて1840年代には世界征服をめざすユダヤ人の秘密結社であるとする〈フリーメーソンユダヤ人陰謀説〉を生みださせた。その最大の事例は1905年に世に出た《シオンの議定書》で,これはユダヤ人フリーメーソンによる世界征服の草案が示された偽書である。…
※「Barruel,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」