世界大百科事典(旧版)内のBartholin,C.の言及
【バルトリン腺】より
…大前庭腺glandula vestibularis majorともいう。女性の外性器(外陰部)に付属する腺の一つで,男性の尿道球腺(カウパー腺)に相当する。デンマークの解剖学者バルトリンCaspar Bartholin(1655‐1738)により発見され,この名がつけられた。腟口の後側に左右1対あり,エンドウ豆ほどの大きさの粘液腺で,性的興奮時にうすい乳白色の粘液を分泌する。導管は左右1本ずつあり,小陰唇の内側部で腟口との境にあるくぼみで,腟前庭に開いている。…
※「Bartholin,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」