世界大百科事典(旧版)内のBeolco,A.の言及
【イタリア演劇】より
…あえて卑わいさもいとわないような世俗精神の持主であった,P.アレティーノのいくつかの喜劇《宮廷喜劇》《偽善者》《哲学者》などもルネサンス演劇の中で重要な位置を占める。しかし,ここではベオルコAngelo Beolco(1502‐42)の名を落とすことはできない。彼は,ルッツァンテ(〈子どものようにふざける人〉の意)と呼ばれ,《ピオーベの女》《アンコナの女》《モスケータ(フィレンツェ風喜劇)》などを書き,みずからも俳優として演じた。…
※「Beolco,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」