世界大百科事典(旧版)内のBerger,F.M.の言及
【トランキライザー】より
…しかし,まぎらわしいので現在では,前者を抗不安薬anti‐anxiety drug,後者を抗精神病薬anti‐psychotic drugとよぶようになった。バーガーF.M.Bergerが筋弛緩薬として合成したメプロバメートに抗不安作用が発見された(1955)のが最初の抗不安薬で,次いでベンゾダイアゼピン系のクロルジアゼポキサイド,ジアゼパム,オキサゼパムなどが合成され,心身症などに広く用いられている。これらは筋弛緩や眠気などを伴うので,服用後の自動車運転は危険である。…
※「Berger,F.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」