世界大百科事典(旧版)内のBhinnekaTunggalIkaの言及
【タントゥラル】より
…《アルジュナウィジャヤ》などの叙事詩の作者として知られる。その叙事詩はシバ信仰と仏教との混合宗教について知るうえでの貴重な史料であるが,現在彼の名を不朽のものとしているのは,彼が作品の中に記した〈ビンネカ・トゥンガル・イカBhinneka Tunggal Ika(多様性の中の統一)〉という一句である。これはインドネシアのように地文,人文ともに複雑な国家が,単一共和国として存続するための指針として,ほとんど呪術的ともいえる効果をもち,1950年2月には共和国内閣により国のモットーに定められ,国の紋章にも明記されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」