世界大百科事典(旧版)内のBiermann,L.の言及
【彗星】より
… タイプIの尾は気体であって,一酸化炭素イオンCO+が含まれ,スペクトルには紫色から緑色の波長域に強い輝線群を示す。太陽の光圧を受けてコマから出た気体は“太陽風”と呼ばれる荷電粒子の流れにのって,秒速200~1000kmの速さで吹きながされているとの考えを,1950年にドイツのビールマンL.Biermannが唱えた。尾の長さは3億kmを超すものもあった。…
※「Biermann,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」