世界大百科事典(旧版)内のBierut,B.の言及
【ポーランド】より
…ポーランド統一労働者党内では民族主義的偏向批判が盛んとなり,書記長ゴムウカ(ゴムルカ)をはじめとして戦争中国内で戦った党活動家の多くが追放された。代わって全権を握ったのは中央委員会議長ビエルトBolesław Bierut(1892‐1956)を先頭とするモスクワ亡命派である。52年7月に人民民主主義憲法が採択されたが,その内実はソ連の体制の引き写しであり,イデオロギー的にもほとんど差がなくなっていた。…
※「Bierut,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」