世界大百科事典(旧版)内のBletiaverecundaの言及
【ラン(蘭)】より
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[洋ラン発見史]
洋ランの株がはじめてヨーロッパに渡ったのは1731年で,西インド諸島のプロビデンス島からといわれる。この株は,ブレティア・ベレクンダBletia verecunda R.Br.で,翌年開花し,ヨーロッパにおける洋ランの最初のものとなったとされている。その後78年に,鶴頂蘭(かくちようらん)Phajus grandifolius Lindl.(=P.tancarvilleae (Banks) Bl.)が東南アジアからイギリスに輸入され,さらに1818年,カトレア・ラビアタCattleya labiata Lindl.が,ブラジルで発見される,など次々と洋ランが見つかりはじめた。…
※「Bletiaverecunda」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」