Bodenheimer,M.I.(その他表記)BodenheimerMI

世界大百科事典(旧版)内のBodenheimer,M.I.の言及

【シオニズム】より

…一方で,それはナショナリズムの受容という点でまさに19世紀ヨーロッパの正統な子でありながら,他方,ユダヤ人の西ヨーロッパ社会への同化によるユダヤ人問題の解決という19世紀自由主義の基本的立場の否定であり,これへの挑戦でもあった。さらにまた,この運動は,ユダヤ人国家の創出というナショナル(国民的)な目標を,諸国に居住するユダヤ人のインターナショナル(国際的)な連帯によって(ドイツのシオニスト,ボーデンハイマーMax Isidor Bodenheimer(1865‐1940)の用いたスローガン〈万国のシオニストよ,団結せよ!〉によく表れている)実現していこうとする,それ自体二面的な性格をもつ運動でもあった。このようにシオニズムは,ユダヤ人国家の創出という目標だけを共通項とする,多様な理念と傾向によって担われる運動であるといえよう。…

※「Bodenheimer,M.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android