世界大百科事典(旧版)内のBolinusbrandarisの言及
【オニサザエ】より
…肉は食用になる。鰓下腺(さいかせん)の粘液は日光にあてると紫色に発色するが,近縁種のシリアツブリガイBolinus brandarisからは,昔,地中海沿岸で紫色の染料を採った。【波部 忠重】。…
【ツロツブリボラ】より
…肉食性で動物の死肉などを食べる。古代フェニキア,エジプトなどではシリアツブリボラBolinus brandaris(英名purple dye murex。殻の高さ7cm,径4cm)とともに採取して,軟体の鰓下腺(さいかせん)から紫の染料を得た。…
※「Bolinusbrandaris」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」