世界大百科事典(旧版)内のbonheur-du-jourの言及
【机】より
…これは主として女性が手紙やメモなどを書くためのもので,机の両袖に引出し,甲板の後部に小型整理棚を備えている。フランスではこれをボヌール・デュ・ジュールbonheur‐du‐jourと名付け,ルイ15世時代からナポレオン1世時代にかけて,婦人の寝室用の書机として人気を博した。ルイ16世時代には中央部の引出しに折畳み式化粧鏡を組み込み,両袖に化粧品と化粧具を収納できる引出しを取り付けたので,この書机は化粧テーブルの役目も果たすことができた。…
※「bonheur-du-jour」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」