世界大百科事典(旧版)内のBotha,L.の言及
【南アフリカ】より
…戦後イギリスはボーア人との和解を図り,10年にケープ,ナタール,トランスバール,オレンジ自由州の4州から成る南アフリカ連邦が成立した。 連邦最初の首相となったボータLouis Botha(1862‐1919)の政府は,鉱山での白人労働者を保護するため,最初の人種差別法といわれる〈鉱山・労働法〉を1911年に制定し,13年にはアフリカ人を原住民指定地に隔離する〈原住民土地法〉を立法化した。第1次世界大戦中,南ア連邦は連合国側につき,ドイツ領南西アフリカ(現,ナミビア)を占領,戦後国際連盟の委任統治領とした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」