世界大百科事典(旧版)内のBoucherdePerthes,J.の言及
【考古学】より
…これ以後,先史考古学は自然科学から多くのヒントを得ながら自己の方法を形成してゆく。地層は下から上へ順次堆積してゆくという地質学の法則を知っていたフランスの税関吏ブーシェ・ド・ペルトJ.Boucher de Perthesは,ソンム河床で絶滅した哺乳類の骨と粗末な石器が同一の層から出ることに着目,人類の始原が非常に古い時代にさかのぼることを主張した。この説は最初,多くの反対を受けたが,1859年の学会でエバンズJ.Evansら権威者の承認を受けた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」