世界大百科事典(旧版)内の《BoulevardSolitude》の言及
【ヘンツェ】より
…47年の《バイオリン協奏曲》で初めて十二音技法を用い,以来《交響曲第2番》(1949)や《ピアノ協奏曲第1番》(1950)で十二音技法と新古典主義的様式との融合を試みている。彼の音楽は多くのジャンルにわたっているが,とくにオペラで大きな成功をおさめ,《孤独通りBoulevard Solitude》(1952)では十二音技法,ジャズ的要素,効果的騒音を一体化している。このほかのオペラに《鹿の王König Hirsch》(1955),《若い恋人たちへのエレジーElegy for Young Lovers》(1961),《貴公子Der junge Lord》(1964),《バッコスの信女The Bassarids》(1965)などがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」