世界大百科事典(旧版)内のbronzediabetesの言及
【ヘモクロマトージス】より
…鉄沈着による臓器障害は,肝臓,膵臓,脾臓,腎臓,消化管,内分泌腺,心筋,骨格筋,関節,骨髄と全身に及ぶが,糖尿病とその合併症が初めの症状となるものが多い。全身倦怠,口渇,体重減少などの症状に加えて,皮膚はメラニン色素沈着により青銅(ブロンズ)色を呈するため,この病気に対しブロンズ糖尿bronze diabetesという別名も使われたことがある。診断は,臨床所見と,肝生検によって肝細胞内の多量の鉄沈着を確認することにより行われる。…
※「bronzediabetes」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」