世界大百科事典(旧版)内のButler,S.T.の言及
【大気潮汐】より
…しかし,第2次大戦後のロケット観測によって仮定が成り立たないことがわかった。そして共鳴説にかわるものとして,1963年バトラーS.T.Butlerらによって,対流圏の水蒸気による赤外線の吸収と中層大気におけるオゾン層の紫外線吸収のため強制振動が生ずるとの説が出された。このため,大気潮汐は普通の意味の潮汐でなく熱潮汐と呼ばれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」