世界大百科事典(旧版)内のBuvelot,L.の言及
【オーストラリア】より
…ビーグル号にダーウィンと同乗した水彩画家マーテンスConrad Martens(1801‐78)がこの期の代表である。ラファエル前派,印象主義などの流入期の画家にはビュベロLouis Buvelot(1814‐88)がいる。オーストラリア自生のエートスを強調する文化ナショナリズムが台頭した1890年代の第1次文化興隆期には,ロバーツTom Roberts(1856‐1931)を筆頭に,マッカビンFrederick McCubbin(1855‐1917),ストリートンArthur Streeton(1867‐1943),デービズDavid Davies(1862‐1939),コンダーCharles Conder(1868‐1909)らの〈ハイデルバーグ派〉が印象主義手法をオーストラリア風に練り直し,以後画壇の主流となった。…
※「Buvelot,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」