Cahuet,A.(その他表記)CahuetA

世界大百科事典(旧版)内のCahuet,A.の言及

【東方問題】より

… しかし,ヨーロッパ外交史で伝統的に採用される東方問題という用語法は,1821‐29年のギリシア解放戦争以後に適用されるのが普通である。一例をあげれば,カユエAlbéric Cahuetの《現代史のなかの東方問題,1821‐1905年La question d’Orient dans l’histoire contemporaine,1821‐1905》(1905)は,第1章を〈ギリシア,トルコ,ヨーロッパ〉と題して,1821年のギリシア人のエテリア蜂起の勃発から東方問題の叙述を始めている。 東方問題は,19世紀のオスマン帝国が置かれた国際関係と国内環境をヨーロッパという外部世界から認識する概念である。…

※「Cahuet,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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