世界大百科事典(旧版)内の《CameraWork》の言及
【フォト・セセッション】より
…ゴム印画法やオイル印画法などによる手を加えたピクトリアリズムの写真もストレートな写真も,その技法ゆえに芸術性をうんぬんすることではなく,そこになんらかの芸術的な感動を呼び起こすものがあるかどうかということだけが重要であると考えた。機関誌《カメラ・ワークCamera Work》を発行し,フォト・グラビアによる写真を掲載,独自の芸術論を展開した。また小ギャラリー(ニューヨークの五番街291番地にあったため〈291ギャラリー〉と呼ばれた)を運営し,アメリカにおけるモダン・アートの拠点ともなった。…
※「《CameraWork》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」