世界大百科事典(旧版)内のCuriaRomanaの言及
【教皇庁】より
…法王庁,聖庁ともいう。
[沿革]
教皇庁は本来教皇の御付司祭とローマ近隣の司教たちから成っていたが,教会の発展とともに拡大,分化し,11世紀からローマ教皇庁Curia Romanaと呼ばれるようになった。パウルス6世による改革(1967)直前までは,12の聖省と三つの裁判所(赦免院,控訴院,大審院)と五つの官署(教皇官房庁,聖職禄の配分などを扱う教皇授恵庁,教皇財務庁,国務省,文書書簡庁)を中心に構成されていた。…
※「CuriaRomana」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」