世界大百科事典(旧版)内のcush-cushyamの言及
【ヤマノイモ】より
…広く熱帯に野生状態で分布するが,人間が持ち込んだものであろう。(7)カシュウイモと同様に,現在は栽培が放棄されているか重要でないものに,葉が3小葉に切れ込むミツバドコロD.trifida L.(英名cush‐cush yam)(南米北部原産),5小葉に切れこむアケビドコロD.pentaphylla L.(熱帯アジア原産)などがあり,またヤマノイモ属の野生種で食用に供されているものは60種をこえる。
[日本の野生種]
トコロ(オニドコロ)D.tokoro Makino(中国名は山萆薢)は横走し,ひげ根を有する地下茎を有し,葉は互生,三角状心形で質は薄く,葉縁は波うつ。…
※「cush-cushyam」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」