dīnāra(その他表記)dinara

世界大百科事典(旧版)内のdīnāraの言及

【クシャーナ朝】より

…帝政期ローマの文献は,当時ローマからインドに大量の金が流出したことを伝えているが,ちょうどこの時期にクシャーナ朝によって大量の金貨が発行されている。このクシャーナ金貨の重量基準はローマ貨幣の基準に従っており,またその金貨は,ローマのデナリウス貨に由来するディーナーラdīnāraの名で呼ばれた。【山崎 元一】
[クシャーナ朝の美術]
 王朝の繁栄を背景にガンダーラ地方とマトゥラーとを2大中心地として仏教徒主導の美術が展開した。…

※「dīnāra」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む