世界大百科事典(旧版)内のDamasusIの言及
【ヒエロニムス】より
…アンティオキアでアポリナリオスの講義を聞いて大いに刺激されたが,非キリスト教文学への関心が修道生活の妨げとなることを悟って,シリアの砂漠に逃れ,4,5年の間,隠修士の生活をおくり,その際にヘブライ語を習得した。382‐385年にはローマに戻り,教皇ダマスス1世Damasus Iの秘書をつとめた。その後再び東方に赴き,ベツレヘムに落ち着き,新設の修道院を主宰しながら聖書の研究と翻訳にたずさわった。…
※「DamasusI」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」