世界大百科事典(旧版)内のdaRocha-Lima,H.の言及
【リケッチア】より
…大きさが通常の細菌類とウイルスとの中間で,リケッチア科Rickettsiaceaeに属する一群の細胞内寄生菌。1909年H.T.リケッツがロッキー山紅斑熱の患者の血中に細菌様小体を発見し,これを報告したのがリケッチア発見の初めで,発疹熱病原体(これもリケッチア)の研究中,同病に感染して死亡したリケッツにちなんで,16年ダ・ロシャ・リーマHenrique da Rocha‐Lima(1879‐1956)によって命名された。 リケッチアは細菌とウイルスの中間の性状をもっていると長く考えられていたが,本質的には細菌の1種であり,分類学上もそのように決められている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」