世界大百科事典(旧版)内のDeRadaの言及
【アルバニア】より
… 15世紀後半から16世紀にかけて,オスマン・トルコによる支配から逃れて多くのアルバニア人が南イタリアとシチリアに移住したが,これらいわゆるアルバレシュ人の間に独自の文学伝統が生まれて,現在にいたっている。19世紀の詩人デ・ラダJeronim de Rada(1814‐1903),ダラGavril Dara(1826‐85),セレンベZef Serembe(1843‐1901)らの活動はその頂点をなすものであった。アルバニア本国ではイスラム教へ改宗するアルバニア人が増えるにつれて,17~18世紀にトルコ,ペルシア,アラブの文学の影響が強まり,アラビア文字でアルバニア語を表現する独特の詩文学が発達した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」