世界大百科事典(旧版)内のdetonationwaveの言及
【爆ごう(爆轟)】より
…火炎面は初め音速よりはるかに小さな速度で伝播しながら前方へ衝撃波を送り出すが,気体は前方で断熱圧縮を受ける結果,圧力が急激に高まり流速が小さくなるため後方からの衝撃波がつぎつぎと追いついてきてさらに圧力が強められ,ガスの温度が高まって自然発火する。それから先は反応による発熱を伴った火炎が超音速(通常1500m/s以上)で伝播する爆ごう波detonation waveとなる。このように爆速は初め小さい(爆燃)が,しだいに上昇して音速を超えやがて一定となる(爆ごう),という転移を伴うのが爆発現象において一般的である。…
※「detonationwave」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」