DiogoCão(その他表記)DiogoCao

世界大百科事典(旧版)内のDiogoCãoの言及

【コンゴ民主共和国】より

…コンゴ王国は,現在のコンゴの西端(コンゴ河口周辺地域)からアンゴラ北部に広がる領土をもち,マタンバ,ヌドンゴなどの諸地方にある多くの小首長国を属領として支配し,かなり整備された政治制度と物質文明を備えた黒人国家であった。その後1482年にポルトガル人ディオゴ・カンDiogo Cãoが船隊を率いてコンゴ河口に到達し,ここにコンゴ王国とヨーロッパ勢力との最初の関係が生まれた。コンゴ王国のポルトガルに対する態度はきわめて友好的で,当時の王(マニ・コンゴMani Kongoと呼ばれた)ヌジンガ・ヌクウNzinga Nkuwu(在位?‐1506)は自らポルトガル名を採用してジョアン1世と称し,ポルトガルと外交関係を開いた。…

※「DiogoCão」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android