世界大百科事典(旧版)内のDollard,J.の言及
【暴力】より
…ローレンツの本能論は興味深いが,人間と動物を同列におき,あまりに単純化していることなどについての批判がある。
[学習説]
精神分析理論にもみられた欲求不満の反作用としての攻撃という理論を,学習説の立場から展開したのがダラードJ.Dollardらの〈欲求不満攻撃説〉(1939)である。すなわち,欲求不満はつねになんらかの形の攻撃の前提となり,攻撃は欲求不満によって引き起こされた攻撃動因によって発生する,というものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」