dopolavoro(英語表記)dopolavoro

世界大百科事典(旧版)内のdopolavoroの言及

【ファシズム】より


[民衆の同意の組織化]
 ファシズムは青少年の精神的肉体的鍛練に力を注ぎ,〈バリッラ全国事業団〉(名称は18世紀のバリッラの一揆にちなむ)など青少年向けのファシスト団体を幾種類か組織した。また日常生活の場での民衆の組織化にはドーポラボーロdopolavoroを活用した。ドーポラボーロは〈労働後〉あるいは〈労働余暇〉の意味で,娯楽と福祉を通じて労働余暇の自由時間を管理しようとした制度である。…

【レクリエーション】より

…仕事や勉強の疲れをいやすための休養や気晴し。またそのために行われるさまざまな活動。語源はラテン語のrecreāreで,再創造,壊れたものがつくり直されること,人が病気から回復すること,課業の疲労をいやして元気を取り戻すという意味がある。日本では,明治以来この語を翻訳する試みが行われ,初期には〈復造力〉という直訳が現れたが,その後は休養,娯楽,保養,遊戯などの語が当てられてきた。また昭和になってレクリエーション・ムーブメントの訳語に〈厚生運動〉ということばが選ばれた。…

※「dopolavoro」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android