世界大百科事典(旧版)内のdroitd'apprendreの言及
【学習権】より
…教育を受ける権利の主体は,すべての国民であるが,人間的発達の過程をもっとも集約的に示すのは子ども・青年であるから,学習権は,まず子ども・青年の権利として理解される。 その思想的系譜をたどるとフランス革命期に至るが,学習権droit d’apprendreという言葉が登場するのは19世紀後半の社会運動の中においてである。日本では,下中弥三郎が1920年に《教育再造》ではじめて学習権の主張をし,彼が中心となって結成された日本教員組合啓明会(1920)の綱領に取り入れられた。…
※「droitd'apprendre」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」