世界大百科事典(旧版)内のDugonicsA.の言及
【ハンガリー】より
…17世紀後半オスマン帝国が追放されるや,強まったハプスブルク家の統治に対してラーコーツィ・フェレンツの解放戦争が起こったが,その敗北後は,ハプスブルク家が懐柔的なドイツ化政策をとり,国民文学は一時衰退した。これに続く啓蒙期には,《オルフェウス》などの文芸誌が刊行され,劇作家のベッシェニェイBessenyei György(1747‐1811),詩人のベルジェニBerzsenyi Dániel(1776‐1836),作家のドゥゴニチDugonics András(1740‐1818)らが国民文学再興の先駆的役割を担った。またカジンツィは言語改新運動を推進し,以後の国民文学の発展に大きく貢献した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」