世界大百科事典(旧版)内のEキャッシュの言及
【電子マネー】より
… 電子マネーの発行体等が利用者の保有額等を個別に管理しているか否かにより登録型と非登録型に区分する方法や,利用者が電子マネーの発行体に対し発行を受けた電子マネーの対価を支払う時点が電子マネーを利用して決済を行う時点に比べて前か後かにより前払型と後払型に区別する方法等,さまざまな試みが行われている。現金による支払の代替を目的として開発されている〈モンデックス〉や〈ゲルトカルテ〉,〈ビザ・キャッシュ〉,〈Eキャッシュ〉等のほか,従来からあるプリペードカードも前払型に分類できる。それに対して,利用者が決済のための〈価値〉の移転を第三者に対して指図する場合にその指図を電子機器や通信機器を通じた電子的な方法により行うものであり,インターネットなどのネットワークを通じた銀行振替やクレジット決済等の新たな決済サービスに加え,現在広く利用されているATMを通じた振込やクレジットカードによる決済もこれに含めて〈アクセス型〉または後払型と呼ばれることもある。…
※「Eキャッシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」