世界大百科事典(旧版)内のelectronicsurveillanceの言及
【盗聴】より
…このうち電話線から機械的方法で通話を傍聴することを〈ワイヤタッピングwiretapping〉と呼ぶ。室外に聞こえてくる会話をひそかに立ち聞きし,あるいは,機械装置により会話を傍受して録音する(エレクトロニック・サーベイランスelectronic surveillanceまたはバッギングbugging)場合のほか,会話の一方当事者が相手方に無断で会話を録音し,または一方当事者の同意を得て第三者が会話を聴取・録音する場合なども,広い意味では盗聴に含めることができる。会話者(ないし独白する人)に無断であっても,発言者自身がその内容の秘密性を放棄しているとみられる場合もあるし,逆に会話者の一方が了解しているからといって,すべてが適法とはいえない。…
※「electronicsurveillance」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」