世界大百科事典(旧版)内のentrycorridorの言及
【大気圏再突入】より
…突入角が小さいと大気による減速が不十分で,再び大気圏外へ出てしまい,逆に大きいと減速度や加熱量が許容値を超える。この上下限界の内側は,突入回廊entry corridorと呼ばれており,回廊幅は,上下限界の軌道が大気による減速を受けないとした仮想的な近地点を考え,その高度差として与えられる(図)。とくに揚力が利用できる場合には,突入回廊の上下端で揚力を正負に操作し,幅を広げることができる。…
※「entrycorridor」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」